痩せるためには運動をしなければなりません。運動をして筋肉を強くしなければなりません。いきなり有酸素運動をするよりも、筋トレをして筋肉を鍛えてやることの方が、最も効率的で簡単なダイエット運動なのです。
そのために、どのような筋トレをすればいいのか知りたいですよね。しかし、その前に、なぜ筋トレが最も良いのかを理論的に理解しておく必要があります。
筋肉というのは、身体の中でどのような役割を持っているのでしょうか。それが分かれば、筋トレの大切さが分かると思います。
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健康ダイエット ブログランキングへ 筋肉が果たしている役割とは筋肉には4つの役割があります。それは次の4つです。
1.筋肉は動きの源である
筋肉があるから、我々は走ったり、歩いたり、スポーツしたり、あるいは生活していく上で必要な動きを行うことができます。当たり前のことですよね。病気などで寝たきりの生活を1ヶ月も続けると、歩くことさえできなくなってしまいます。筋肉を毎日使うから動くことができるということなんです。
2.筋肉は熱源となっている
我々は動くことで、筋肉は熱を発生します。その熱によって体温を維持しています。人間が恒温動物だと言われるのは、あまり体温が変わらないからです。寝ている時でも筋肉が熱を発生しているので、体温が維持されるのです。筋肉は動かなくても熱を発生しています。
3.循環を補助している
筋肉の収縮と弛緩によるポンプ作用によって、血液の循環を助ける働きをしています。血液は心臓の力だけで循環しているわけではないのです。
4.筋肉は身体を保護している
筋肉は身体の外からの衝撃を吸収することで骨や内臓を守ってくれます。スポーツ選手が筋肉を鍛えるのは、瞬発力や持続力を高めるだけではありません。ハードな状況で身体を保護するためでもあるのです。
すべての筋肉が熱を発するわけではない ダイエットをするうえで重要な筋肉の役割は、筋肉が熱源であるということです。しかも、筋肉を動かさなくても熱を発してくれるのですから、ダイエットするために筋肉が存在していると言っても言い過ぎではありません。
ただ問題なのは、すべての筋肉が熱を発してくれるわけではありません。
筋肉には速筋と遅筋の2種類あります。遅筋は活動すると熱を出しますが、活動しないときはムダな熱を出すことはありません。
しかし、速筋は日常使うことはない筋肉で、いざという時に力を発揮してくれます。力は大きいのですがスタミナがありません。速筋は動いていないときでも、エネルギーを使って熱を作ってくれます。この速筋のおかげで体温を維持することができるのです。運動しないで痩せることができるのは速筋のおかげなのです。
速筋の中でも遅筋よりの性格を持ったものが最も熱を出してくれることがわかっています。加齢によって筋肉が減少しますが、遅筋よりも速筋が衰える傾向が強いそうです。なので、年をとるほど基礎代謝が落ちやすいということになるのです。
つまり、運動で痩せるためには速筋を鍛えなければならないのです。速筋は有酸素運動で鍛えることができません。なので筋トレで速筋を鍛えることが最も効率よく痩せられるということです。
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